解剖学用語
解剖学用語委員会 日本語による解剖学用語
公開データ一覧
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「『解剖学用語 改訂13版』公開用日本語」の著作権は社団法人日本解剖学会に帰属します。
本用語の一部あるいは全部を無断で転載使用することを禁じます。
『解剖学用語 改訂13版』について
〔監 修〕日本解剖学会
〔編 集〕解剖学用語委員会
A5判 544頁 定価3,780円(本体3,600円+税) 2007年 医学書院
[ISBN978-4-260-00073-4] 詳細情報・購入はこちらから
『解剖学用語 改訂13版』へのご意見のお願い
2013年に会員各位にお願いしました会員からの意見聴取について、期限を迎えましたので、打ち切りをさせていただきました。今後、用語についての意見や問い合わせが会員からありましたら、用語委員長宛に直接連絡頂きますよう、お願い申し上げます。
送り先:
2013-14年度解剖学用語委員会委員長 坂井 建雄
E-mail: tatsuo@juntendo.ac.jp
解剖学用語委員会委員・担当理事および協力者(2003−2006年度)
- 〔委員〕 ○印:委員長
- 阿部 寛 秋田大学医学部
- 大河原 重雄 自治医科大学
- 加藤 征 前東京慈恵会医科大学
- 金子 武嗣 京都大学大学院医学系研究科
- 小坂 俊夫 九州大学大学院医学研究院
- ○坂井 建雄 順天堂大学医学部
- 瀬口 春道 高知大学名誉教授
- 百々 幸雄 東北大学大学院医学系研究科
- 松野 健二郎 獨協医科大学
- 〔担当理事〕
- 高田 邦昭 群馬大学大学院医学系研究科
- 〔協力〕
- 秋鹿 祐輔 九州大学大学院医学研究院
- 石澤 章光 秋田大学医学部
- 寺島 俊雄 神戸大学大学院
- 〔ラテン語校閲〕
- 澤井 直 順天堂大学医学部
公開用日本語用語について
『解剖学用語 改訂13版』から日本語用語のみを抜粋し,(注)とともに領域別にまとめている。
凡例 (『解剖学用語 改訂13版』より)
1.用語の撰定について
- 1999〜2002年度の解剖学用語委員会により編纂された『日本語による解剖学用語』(2002年)および, IFAAの用語委員会(FCAT)が編纂した Terminologia Anatomica(1998年)を照らし合わせ,新たに編纂した。組織学用語と発生学用語は含めていない。
- 日本語用語と,それに対応するラテン語,英語を記載した。
※公開データは日本語のみ - 固有名詞を冠する用語は日本語,英語ともに見出し語としては扱わず,(注)として掲載した。表記は原綴+日本語の組合せとした。
例:Glisson鞘 - 「一般用語」の項で,同じ語句を用いているにもかかわらず,別の意味を表すものには,(注)を付すとともに用例を示した。
例:胞Bulla,胞Alveolusはほぼ同義語。用法により異なった表現となる。
用例:篩骨胞Bulla ethmoidalis,肺胞Alveoli pulmonis
2.記号,略記,(注)について
- 同義語は ; の後に併記した。省略しても差支えない語は[ ]で示した。
- 非恒常的に見られる変異(病的状態を含む)を示す用語には日本語に†を付した。
- ラテン語では以下の略記を用いた。
※公開データはラテン語の記載なし- A. : Arteria
- N. :Nervus
- Aa. : Arteriae
- Nn. :Nervi
- Lig. : Ligamentum
- R. :Ramus
- Ligg.: Ligamenta
- Rr. :Rami
- M. : Musculus
- V. :Vena
- Mm. : Musculi
- Vv. :Venae
- (注)は章毎に番号を付し,各章の末尾に掲載した。過去に編纂された『解剖学用語』は下記の略記で示した。
- (昭33):解剖学用語 改訂第7版, 1958
- (昭38):解剖学用語 改訂第9版, 1963
- (昭44):解剖学用語 改訂第11版, 1969
- (昭62):解剖学用語 改訂12版, 1987
- (平14):日本語による解剖学用語, 2002
- (BNA):Basle Nomina Anatomica., 1895
- (JNA):Jena Nomina Anatomica., 1936
- (PNA):Paris Nomina Anatomica., 1955
- (NA2):Nomina Anatomica. 2nd ed., 1961
- (NA3):Nomina anatomica. 3rd ed., 1966
- (NA4):Nomina Anatomica. 4th ed., 1977
- (NA5):Nomina Anatomica. 5th ed., 1983
- (NA6):Nomina Anatomica. 6th ed., 1989
- (TA):Terminologia Anatomica., 1998
3.使用した漢字,読み,ふりがな(ルビ)について
- 音読みのうち,医学または解剖学で特殊な音,または慣用語を採用しているもの,また学生の読み誤りやすいものにはルビを付した。 例:
窩 ,腔 ,楔 ,嗅 ,茸 ,櫛 - 「一般用語」の項で,複数の音・訓読みのあるものは,慣用の音読みにルビを付した。例:
野 ,腕 - 音・訓読みが複数通りある場合は,ルビを併記した。 例:
人中 - 訓読みを薦めたい場合は,ルビを付した。 例:十二指腸
縦 ヒダ,鎌 ,蔓 - ルビはすべてカタカナ表示とし,大和ことばにはひらがなを併記した。 例:鼻尖、はなさき 手掌、てのひら 膝蓋、ひざがしら
- 読者の便を考慮し,本用語集では現在コンピューターで使用されることの多い表記を用いることとし,以下の一覧中の上段にある漢字を用いたが,日本解剖学会として規定するものではなく,下段の漢字を用いても差し支えはないものとする。コンピューターの使用環境より使用できる漢字が異なる場合もあるため,使用の際には適宜置き換えていただきたい。