Anatomical Science International への投稿依頼

委員長  竹田 扇

日本解剖学会の英文機関誌 Anatomical Science International (ASI) は、2009年4月から新しいEditorial Boardとなり、Springer社から新装したASIが年間4冊(総頁数240頁程度)発行されることになりました。新しいEditorial Board投稿規定につきましては、ホームページのリンクからご覧下さい。ASIは2006年6月よりon line 投稿システムを採用しております。新体制でも投稿から査読、校正までのすべての作業をweb上で行いますので、投稿から出版に至るまでのプロセスが極めて迅速に進みます。2006年4月からは米国トムソンロイター社が提供する Web of Science にも収録されました。2008年6月に初めてimpact factor がつき、外国からの投稿数も増加しています。しかし、ASI誌がより良い雑誌へと発展するためには、会員の皆様の協力が必要です。奮って良い論文を御投稿下さいますようお願い致します。

ASI誌の特徴は下記の通りです。

      
  1. 日本解剖学会英文機関誌です。
  2. モノクロの場合、投稿料金は不要です。
  3. カラーの場合、料金はEUR 950 (plus VAT)ですが、カラー枚数の制限はありません。
  4. 論文ジャンルによって字数と図譜数に制限が設けられていますが、オーバーしたものはweb上で掲載することができますので実質的な制限にはなりません。
  5. SpringerのSpringerLink、MEDLINE に掲載されるため、web上での検索が可能です。そのため、論文の検索回数と引用回数の機会が増えます。

ASI は、「解剖学雑誌」の伝統を継続しつつ国際的な英文誌としてさらに成長するために、国外からの編集委員をBoardメンバーとして多数招いています。Online 投稿システムを採用して以来、海外からの投稿数は全体の約75%と飛躍的に上昇しております。その投稿論文全体における採択率は約35%で、厳正な審査をパスした質の良い論文が掲載されています。雑誌発行が年4回のため、acceptから公開までに暫時時間を要することもありますが、Springer社のSpringerLinkではOnline Firstにより、印刷物として公開される前にDOIを持った電子版としてプライオリティーをとることができます。

英文誌としてはまだ若い雑誌ですが、ASIの発展のために編集委員一同努力いたしますので、皆様の御理解と絶大なる御支援をお願い致します。

会員の皆様には、自らの学術論文をASIで公表されることにより、学術活動の場として利用していただき、また日本解剖学会発展のためにも御協力いただきますよう、お願い致します。